ペットショップの子犬達は、
店頭にならぶまでに、どんな道をたどって来たのかご存知ですか?
犬や猫を愛する者にとって、目を耳をふさぎたくなる現実ですが
是非多くの方に現実を知って、考え、そして伝えていって
頂きたいと思いました。
愛する貴方の犬猫も、
一つ間違ったら貴方とは出会わずに
不幸で短い一生で終わったかもしれないのです。
いいえ!あたなの愛する我が子とひきかえに、
他の犬や親犬、兄弟犬は悲しい一生を終えたのかもしれないのです。
私は可愛い我が子の命は、
その上に成り立っているのかもしれないと考えます。。。
ペットショップに並ぶ大半の子達は、パピーミル(ブリーダー)で
むりやり交配され、生まされた子です。
Puppy Mill(パピーミル)とは、Millは工場、製作所という意味。
つまりパピーミルは
子犬を生産する工場です。
日本にはブリダー(パピーミル)は免許制もなく、
誰でも自由になれます。
そのため、不適切な施設で、不適切な方法にて
子犬を繁殖させている悪質なブリダーは
野放しの状態です。
例えば、餌や水も十分に与えられておらず、
陽のあたらない施設の小さなケイジに閉じ込められっぱなし。
糞尿は垂れ流し状態、糞尿まみれです。
ケージからでて歩くことがないため爪は異常に延び、折れたり、
歯がぬけ、皮膚病や目がみえなくなっている子ばかり、
病気や怪我をしても治療されることはありません。
年に2回も、無理やりただただ
繁殖だけさせられます。
子供を生めなくなると、動物愛護センターにもちこまれ殺処分か、
そのまま施設で餓死させられます。
現在日本では、動物愛護法の虐待の定義があいまいなため
行政は一部の悪徳ブリダーに指導する程度で、
処罰を与えることができません。
そんな悪質な業者を排除するには、
ブリダーを免許制にし、
動物虐待の認定を明確にして徹底的な指導と、
適切でない業者は処罰を与えることが必要なのです。
この映像を見て改めて思いました。
私達は知るべき悲しすぎる現実があります。
私がまだ小学生低学年の頃に、
はじめて両親に買ってもらった犬も
ペットショップの子でした。
しかし、そのこはすぐに心臓に重い病気があることがわかり、
心臓発作を繰り返しました。
我家に来て3ヶ月間はほとんど病院生活で、
最後はやむなく安楽死を選びました。。
その後、動物病院の紹介で個人の方から直接子犬を購入、
15年生活を共にできました。
また、のら猫の子供は19歳半と長生きをしてくれ、
どちらも健康には恵まれていました。
そんな最初の経験から我家では、ペットショップの犬猫は何かしら
疾患を持っている・・・という価値観がありました。
けれど、ペットショップや、大型店舗のペットコーナーなどで
子犬子猫を見ていると本当に可愛く癒されます。
私も必ず立ち寄ってしまいます。
その裏にある悲しい現実を、そう重くは受け止めてはいませんでした。
今はまだ犬猫を飼ってはいないけど、将来はと考えている方も
飼えないけど、ペットショップで見て癒されたい方も
たくさんいると思います。
でも、悪質な環境で、酷い扱いをされて、
何度も何度も無理やり交配させられて作られ、
生後ごくわずかで親から離され
そのペットショップに連れてこられた子達なのです。
今日本はペットブームで、どんどんペットショップが増えています。
その並みにのって儲けたいという悪徳業者を
どんどん
生ませる構造が出来上がっています。
ペットショップの商品は物ではありません、
命なのです。
その命の販売が軽いものであってはならないはずです。
ペットショップに行けば、「可愛い~」とつぶやいた途端にほら可
愛いでしょう♪っと、抱かせて飼いたい衝動にさせてしまう
押し売り的な販売をすることろも少なくありません。
東京の都心では、深夜まで営業をするペットショップもあります。
生後まもない子犬にとって、それはどんなに辛い状況でしょうか。
ただ可愛いからとぬいぐるみを買うように、
衝動的に買った犬猫との生活は、こんなはずじゃなかった・・・
と飼育を怠り虐待をしたり、簡単に捨てたり、動物愛護センターに自ら平気で持ち込む
無責任な飼い主をも、どんどん生むのです。
そしてこのペットブームにのる為に、
増やせば金になるとどんどん生めせれば・・・
必ず売れ残ります。
その子達の運命はどうなるのでしょう。
動物愛護センターに持ち込まれ、たった3日間
ながいところでも1週間で殺処分さる命なのです。
いえ!もしかしたら、そこにたどり着けるのは、
それでもまだましなのかもしれません。。
先日書いたドリームボックスについて、殺処分0を目指すことは、
これら起きてしまった事への対応です。
しかし、子犬を生産する工場(悪徳ブリーダー)を無くすこと、
元を断つ事が大切です。
それには、
ペットショップから子犬を買わない事が一番です。
少なくとも利益だけを追求するような、
命を販売している事を重く受け止めてない、
モラルのないようなショップからは絶対です。
犬を飼いたなら、動物愛護センターやボランティアが支援する
団体などから譲り受けることを、まず考えてください。
愛する家族を待っている、可愛い子達はたくさんいるでしょう。
成長してしまっても、愛情に飢えている子達は
愛情を注いであげれば、必ずそれに応えてくれるはずです。
犬も猫も生後半年までに性格が作られる・・・とも言います。
だから、よその環境でそだった子では自分の思うような子には
ならない。。。なんて思わないでください。
たとえ自分で育てたって思うようになんて成長してはくれません。
犬猫だって、ひとつの
人格を持った生き物なのです。
それでもどうしても、
子犬、血統のよい子をと望むならば、獣医師の紹介や
善意あるブリダーから購入する事を努力をしてください。
命を物としてしか扱わないブリダー、
ペットショップが無くならない限り、
年間30万頭もの殺処分される、犬猫は減りません。
動物愛護センターの殺処分とは・・・
ドリームボックスと呼ばれる冷たいアルミの穴に落とされ
二酸化炭素を紛失されます。
二酸化炭素による殺処分は1頭あたりの費用78円
それは安楽死ではなく、苦しみながらの
窒息死なのです。
日々ブログに訪れてくださる皆さんに、
私なりに発信すこと
愛する我が子を守るためにも
私にも出来る事から始めてみたいと考えています。。
最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。
どうぞ、何方かにこの悲しい現実を伝えていってください。
それが、この状況を一日も早くなくす事に繋がっていくと思います。
また、重い話題ですが
気軽にコメントくださると嬉しいです。
皆で一緒に考えて、いろんな考えを知ることも大切と思っています。
どうぞよろしくお願い致します。
たくさんの方に読んでいただけます様、応援お願いします。

