あんとの出逢いは、2007年の1月8日でした。
会社に毎日来るY運輸のお兄ちゃんが、独り者(×いち)にもかかわらず衝動買いをしてしまったワンコを連れて我が家に遊びにきました。
それがあんでした。
まだ生まれて3ヶ月ちょっとのあんは小さく、電池の切れないおもちゃのぬいぐるみのように、
一時もじっとしていないやんちゃなワンコという印象でした。
その頃のあんちゃん
たぶんY運輸のお兄ちゃんのお家にきたばかりの頃のあんでしょう。
唯一ちっちっちっちっちゃぁーーーい頃のあんの写真です


兄ちゃんカメラも持ってなかったので、携帯で撮影したこの画像1枚です(;__)/|
普段は半日以上お留守番をしいられているあんは、人に触れ合える事で興奮のスイッチが入ってしまいます。
我が家で家族中に大歓迎されたあんは、一度で我が家が大好きになったようです。
ちょっと成長して毛も伸びてきても、落ち着きがなくトリミングは数件のお店で拒否されてしまったそうです

休みに遊びに行きたくなると、託児所のように我が家であんを預かり、また散歩の休憩所としてもちょくちょく遊びにきていました。
そんな時も、半日我が家に居ても、まったく寝ずに遊びまくるあんに家族中がヘトヘトになりました。
あんを満足させるには、大人3人は居ないともたない程でした。
でも当然のその頃は、あんが我が家の子になるとは夢にも思ってないのでした。
早朝から夜中近くまで仕事の急がしすぎるY運輸の兄ちゃんだし
なかなか休みにトリミングの予約が出来ない?のか、モップと化したあん

我が家に遊びに来ていた生後5ヶ月くらいのあんです

2007年8月3日夜、私と主人が旅行からの帰路、母から「あんが来てます」とメールが入りました。
夜に預けるという事は泊まりになる。。。。
その言葉だけで充分、それは衝撃的な事件になるだろうと想像できました。
予想通り、それからの半年間、事件事件事件・・・が続きました。
それはそれは衝撃の連続でした。
なんたって、借家を追い出されて3日間あんと都内の公園で野宿をしたり、突然兄ちゃんは行方知らずになってしまったり。。。
ここに書けないことも いろいろ・・・・・
本当にいろいろありました

結局、お兄ちゃんはワンコを飼ってはいけない住まい、仕事のトラブル・・・・などなどから飼う事が出来ないと決心をして、「あんをお願いします」と託されました。
そうして、あんは居候の中途半端な身から、半年後やっと正式に我が家の子になったのでした。
動画は、我が家に居候始めた頃11ヵ月くらいのあんです。
初めて買ってあげたメリーちゃんのぬいぐるみは、あんにとってストレス発散にもなれば、耳をちゅっちゅしながら寝てしまう、今も大大大好きなぬいぐるみです。
そして今も、あんの心の隙間をうめてあげられているのか。。。
とても寂しがりやで甘えん坊のあんに、私は日々振り回されています。
2008年9月記